コーヒーの生豆(なままめ)を、火力を使って煎り上げ、褐色に変化させる事を「焙煎(ロースト)」といいます。焙煎することによって、初めてコーヒーらしい味や香りが引き出されます。
生豆は焙煎の進行とともに、生豆の黄色や緑がかった色から徐々に茶色の濃さを増し、褐色、茶褐色と次第に深みのある色になり、最終的には黒褐色になります。また、色の変化はとともに、香りと味の変化し、芳香(アロマ)・琥珀(セピア)・苦味をもつ飲み物に変わります。 焙煎は、「浅煎り・中煎り・深煎り」の3段階に大別されます。さらに微妙な味の違いを出すために、8段階に区分されています。→焙煎の種類 |
抽出の基本 |
1.新鮮な焙煎豆を使う。 2.器具にあった挽き方をする。 3.コーヒーの粉の分量を適正に使用する。 4.新鮮な水を使う。 5.清潔な器具を使う。 6.適切な抽出時間と抽出温度を守る。 |
器具別挽き方一覧表 | |||||
抽出器具 | 極細挽き 6〜8g |
細挽き 8〜10g |
中細挽き 10g |
中挽き 12g〜13g |
荒挽き 15g |
ペーパードリップ | ● | ● | |||
ネルドリップ | ● | ● | |||
サイフォン | ● | ● | ● | ||
ウォータードリップ | ● | ● | |||
イブリック | ● | ||||
パーコレーター | ● | ||||
エスプレッソ | ● | ||||
コーヒーメーカー | ● | ● |