焙煎工場ビーンズ
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コーヒーの生豆(なままめ)を、火力を使って煎り上げ、褐色に変化させる事を「焙煎(ロースト)」といいます。焙煎することによって、初めてコーヒーらしい味や香りが引き出されます。

生豆は焙煎の進行とともに、生豆の黄色や緑がかった色から徐々に茶色の濃さを増し、褐色、茶褐色と次第に深みのある色になり、最終的には黒褐色になります。また、色の変化はとともに、香りと味の変化し、芳香(アロマ)・琥珀(セピア)・苦味をもつ飲み物に変わります。

焙煎は、「浅煎り・中煎り・深煎り」の3段階に大別されます。さらに微妙な味の違いを出すために、下記の8段階に区分されています。





焙煎の種類
焙煎度名 写真 煎り具合 味の特徴
ライト・ロースト 極浅煎り 最も浅い煎り方。豆表面は薄いシナモン色。
甘い香りは漂うが、苦み、甘味、コクはほとんど無い。
カップテスト用のローストには最適。
シナモン・ロースト 浅煎り 色は名前通りシナモン色。青臭さが抜けた薫り。酸味が強く、アメリカン用として飲まれることもある。
ミディアム・ロースト 中・浅煎り 一般にアメリカンタイプと呼ばれる。酸味だけでなく苦味も出て口当たりがよい。
ハイ・ロースト 中煎り ミディアムよりやや強い煎り方で表面がやや濃い茶色。酸味が減り、少し苦味を感じる。日本では最もポピュラーな焙煎段階。
シティ・ロースト 中・深煎り 最も標準的な煎り方で、酸味、苦みともに安定したバランスのよい味。フレンチ・コーヒーによく使われる。「シティ」は「ニューヨークシティ」からついた。
フルシティ・ロースト
やや深煎り シティよりやや強い煎り方で色もかなり濃い。アイス・コーヒー用として使われる。
フレンチ・ロースト 深煎り 豆は黒みを帯び、表面に脂肪が滲んでくる。酸味はほとんど感じられなくなり、苦み、コクに加えどっしりとした重圧感がある。ヨーロッパ、特にフランスで愛好されており、カフェ・オ・レ、ウィンナ・コーヒーに向き。
イタリアン・ロースト 極深煎り 炭になる直前まで深く煎ったもの。こげくさく、苦味だけが残る。主にラテン諸国で愛好され、エスプレッソやカプチーノに向いている。



■焙煎工場ビーンズ■
住所 神奈川県川崎市麻生区百合ヶ丘2-9-7 FAX&TEL:044-965-1736 
営業時間 10:00〜18:00
代表 鶴山 英登